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TITLE：Ｆａｂｕｌｅｕｓｅｓ ＳＩＭＣＡ １０００ ＲＡＬＬＹＥ PUBLISHER：E・Ｔ・Ａ・Ｉ WRIGHTER：Hugues Chaussin YEAR：September 2005 LANGUAGE：French PAGE：142page PRICE：\7,800 |
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１９３４年、フィアットのライセンス生産を行うために設
立されたシムカ社は、その成功によりタルボ等を吸収す るなど発展を続けましたが、１９６３年クライスラーに乗っ 取られ、１９７０年にはクライスラー・フランスと改称、そ の後はクライスラーＵＫとの一元化を経て１９７８年プジョ ーに売却され、ブランド名のみタルボ・シムカとして残り ましたが、それも１９８５年には消滅しました。 そんな歴史を持つシムカが１９６２年に登場させたリア エンジンの小型車がシムカ１０００です。その後、スポー ティー版として１９７３年、シムカ１０００ラリーが誕生しま した。仕様にはシングル・キャブのラリー１とツイン・キャ ブのラリー２があり、それぞれ６０hp・８２hpを発揮、さら に１９７７年にはフェイス・リフトを受けると同時にウェー バー製ツイン・キャブ装着により１０３hpを発揮するエン ジンを搭載したラリー３が登場しました。結局、このラリ ー３がシムカ１０００の最終モデルとなり、翌１９７８年に 生産を中止しています。 本書はこのシムカ１０００ラリーにスポットを当て、現役 当時のレースやラリーの写真や記事をまとめたもので す。出版元は、フランス車のこの手の本にとても力を入 れているＥ・Ｔ・Ａ・Ｉ社で、記述は残念ながらフランス語 のため、さっぱりわかりません。写真についてはカラー 掲載が多く、当時盛んに行われていたワンメイク・レー スの写真が大半を占めていますが、ワークス参戦を行 わなかったので資料がほとんど無かったラリー参戦車 の貴重な写真も掲載されています。 いずれにしても模型製作の資料として必要な人にとっ て、また通好みのフランス車資料として眺めるだけでも 楽しい本だと思います。 私自身、以前購入したものの資料が無くて手がつけら れなかったスケール・プロダクション製1/24レジン・キッ ト製作用の資料として思わず買ってしまいましたが、果 たしていつ作れることやら・・・ |
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