ホビーフォーラム2010
2010/11/21 横浜大桟橋ホール
 今年も『ホビーフォーラム2010』に’We are Rally car modelers Community’(略称WRC)として出展しました。
今年の会場は、一昨年と同じ横浜大桟橋ホールとなり開催日も1日に戻り、11月21日(日)に開催されました。   
 我がクラブ、’WRC’の今年の展示テーマは、1911年の初開催以来100周年を迎える伝統イベント『モンテカル
ロ・ラリー』。近年は迷走するWRCから外れて、IRCイベントとして開催されているモンテカルロですが、サファリと同
様にラリーの代名詞であるイベントの出場車をテーマとしました。

今年のテーマは『モンテカルロ・ラリー』
 今年は開催日が1日となったため、北海道のメンバーは会場に来られませんでしたが、岡山・大阪・名古屋のメンバ
ーが来られ、”WRC”は総勢9名のメンバーで出展に臨みました。                              
 展示台数は1/24が35台、1/43も30台余りと今年も非常にたくさんの作品を展示することが出来ました。

ストラトスやA110が華を添えるグループ2/4時代
 1/43の展示は私の”地味車”が大多数でしたが、「セリカ・スペシャリスト」であるメンバーが、165&185セリカ
やインプレッサ、プジョー205ターボ16などの作品を出展されました。また、アリタリア・カラーのストラトスやアルピー
ヌA110などの”定番物”についても他のメンバーが出展し、展示に華を添えてくれました。

様々な時代のラリーカーが勢揃い
 出展の目玉はルネッサンスのシトロエンBX4TCとアウディ・クアトロ・スポーツです。どちらもKENさんの作品で、
中でもアウディ・スポーツ・クアトロは、KENさんの原型を元にガレージ・メーカーがトランスキット化して販売したもので
す。KENさんの作品は、『Model Car’s』のグループB特集号にも多数掲載されましたが、その完成度の高さには
本当に恐れ入ります。                                                        
 その他、ランチア・デルタは長谷川のキットをベースにHF4WDやインテグラーレ8Vに改造したものであり、アウデ
ィ・クアトロもA2化されているなど非常に濃い作品ばかりでした。

43仲間の素晴らしいフェラーリ&コブラ

『ル・マンの会』のテーマは’70年代F1
 我がクラブのほか、常連の各クラブのブースも例年以上に出展作品が多く、素晴らしい作品を見ることが出来てとて
も刺激を受けました。また、出店ブースの方も異常なほどの熱気で、開場直後は身動きがとれないほど混雑していま
した。私も43キットを扱うショップでUSED品の山を’掘った’ところ、長年探していた絶版キットを発掘し、物欲を存分
に満たすことができました。                                                     
 イベント開催中はWRCメンバーと心行くまでラリー談議に花を咲かせ、他のクラブの方やショップの方にも声をかけ
ていただき、時間を忘れてしまうほど楽しい時を過ごすことが出来ました。                          
 2006年に個人出展を、翌年からクラブとして出展を始めてから今年で5回目を迎えたホビーフォーラム、模型製作
の目標として、またクラブのメンバーや模型仲間とのコミュニケーションの場として最高のイベントだと思います。また、
カーモデルに限定したイベントなので、方向性がぶれないのも非常に良いと感じています。                
                                                                     
 イベント後のミーティングで来年のクラブのテーマはフィンランド出身ドライバーに決まりましたので、来
年のホビーフォーラムに向けて頑張って作っていきたいと思います。  
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