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プロ・モデラーの北澤氏や湘南モデルカークラブ、そして日産自動車のモデルカークラブの主催により、日産横浜工
場内にある日産エンジンミュージアムのホールにて、「オートモデラーの集いin横浜」が開催されました。 このイベントは、会場に自分の製作したモデルカーを持ち寄り、モデラー同士の親睦や情報交換の場として企画さ れました。ホビーフォーラムとは違って、モデルカーショップの出店はないため、来場される方はミニカーコレクターで はなく、オートモデラーに限定されたイベントでしたが、１５０人以上のモデラーが来場され、会場に準備された１０卓 を超えるテーブルは数々のモデルカーで埋め尽くされました。 |
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このイベントでは特に製作テーマは無く、モデラーが新作旧作織り交ぜて持ち寄り、語り合うというマッタリとしたも
ので、’ＷＲＣ’のメンバーと共に参加した私も、ホビーフォーラムで顔見知りの方や気になるモデルカーの製作者な どと楽しい時間を過ごしました。展示された作品の中には、私が子供の頃に発売されていた懐かしいプラモデルや 模型雑誌に掲載された超絶モデルも多数あり、素晴らしい作品をじっくり見ることが出来ました。 |
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会場内ではラリー系のモデルにどうしても目が行ってしまいましたが、台数は残念ながら少なかったです。そんな
中で目を引いたのは、１９６７＆１９６８年のサファリ・ラリーに出場した１３０セドリックです。稀少なキットをベースにサ ファリ仕様の装備を全て自作され、デカールのないマークやレタリングは手書きで作られたこのモデルには、本当に 感動しました。製作された方にお話を伺うことが出来ましたが、以前「モデルカーズvol.４９号」でワークス・ダットサン を特集した際、４１０ブルーバードや多数の２４０Ｚ、そして７１０バイオレットを作られたご本人であることがわかり、と ても驚きました。 |
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もう１つ、とても刺さったのは１／２４のアルファロメオＧＴＶ６です。会場の駐車場にシルバーの実車が止まっていた
ので、モデルの製作者はそのオーナーであろうと思い、モデルカーの周りで見張っていた（！）ところ、お話を伺うこと が出来ました。なんとこの方、１９９４年頃にＳｃａｌｅＬｉｎｅ（ＤＴＭ）から発売されたランチア０３７ラリーの原型を作られた 方で、現在も模型の原型師をされているそうです。当然このモデルも原型からフルスクラッチしたもので、ツーリングカ ー・レース仕様のデカールもワン・オフで製作したものだそうです。 ラリーでも活躍したアルファロメオＧＴＶ６は私の大好きな車で、１／４３では結構キットがありますが、１／２４では 怪しい海外ガレキ・メーカーのキットがあるのみなので、是非欲しいモデルです。製品化をお願いしてみたのですが、 マイナー車ゆえ厳しいとのことでした。イベント終了後には実車も見させていただきましたが、アルフェッタ譲りの足回 りとピニンファリーナがデザインした流麗なクーペ・ボディ、そして官能的なアルファ・サウンドを奏でるＶ６エンジンを搭 載したＧＴＶ６は、私にとって理想の車です。実車を手に入れてツールド・コルス仕様にレプリカしたい・・・ なお、製作された方のブログ’ＡＬＦＡ ＶＩＲＵＳ’には、１／２４のアルファロメオ７５の原型製作過程などがアップ されています。 今回の’オートモデラーの集い’は、ホビーフォーラムと違ってモデラーのみのイベントだったので、会場が混雑する こともなく、様々な方とお話ができ、著名なモデラーの方とも知り合えて非常に有意義な時間を過ごせました。また機 会があったら是非参加したいと思います。 |
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