１９７４　ＧＩＲＯ　Ｄ’ＩＴＡＬＩＡ　Ｎｏ．５２７
ABARTH　SE030　3500　PROTOTIPO　PININFARINA
1974　GIRO　D’ITALIA　No．527
driver／co-driver：G．Pianta／C．Beckers
team：ABARTH　　　　　　sponsor：
result：２ｔｈ
base kit：BARNINI015
decal：
scale：1／43　material：REZIN
　１９７４年にアバルトとピニンファリーナの手によって開発されたプロトタイプ、アバルトＳＥ０３０です。ピニンファリ
ーナで風洞実験によって決められた流麗なボディに、フィアット１３０用Ｖ６をベースにアバルトでウェーバー製キャ
ブ三連装等のチューニングを受け、２８５ｐｓを発揮する怪力エンジンをミッド・シップに縦置き搭載し、ミッションは
デ・トマソ・パンテーラ用のトランス・アクスルを装着したモンスター・マシーンです。同年の１０月に開催されたジー
ロ・デ・イタリアにジョルジオ・ピアンタのドライブにより参戦し、２位入賞を果たしました。
　なお、このボディ・フォルムは、当時フィアットでＸ１／９の後継車として開発中であったＸ１／２０に採用されまし
たが、Ｘ１／２０はフィアット・ブランドではなく、当時ストラトスによりラリーを席巻していたランチア・ブランドで発売
されることとなり、翌１９７５年’ランチア・ベータ・モンテカルロ’としてデビューしました。
　モデルはアバルトのプロトタイプを得意とするバルニー二のレジン・キットを組んだものです。このキットは魅力
的なボディが良く表現されており、とてもカッコいいモデルです。製作にあたっては、シートベルト、アンテナの追
加や開口部の網貼り等の小改造を行っています。
　こんなモデルを作れることから、４３にすっかり嵌ってしまいました。
ＢＥＴＡ　ＭＯＮＴＥＣＡＲＬＯ　ＴＯＰ ／ ＧＩＲＯ　Ｄ’ＩＴＡＬＩＡ