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FIAT １３１ ABARTH Gr．４ 1979 1000 LAKES RALLY No．18 |
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driver／co-driver：U.Gronholm／B.Rehnstrom team：FIAT FINLAND sponsor： result：４th base kit：ARENA ARE18 decal：ROBSTELLI scale：1／43 material：REZIN |
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１９７９年の１０００湖ラリーにおいて、プライベーターながら４位入賞を果たした１３１アバルトです。ドライバーは、
２０００年・２００２年ＷＲＣチャンピオンであるマーカス・グロンホルムの父、ウルフ・グロンホルムです。ウルフ・グロ ンホルムは、フィンランド国内選手権のチャンピオンを獲得するほどの腕を持ったドライバーで、地元開催のＥＲＣや ＷＲＣにディーラー・チームのマシーンでスポット参戦していましたが、ワークス・シートを得られるまでには至りませ んでした。このあたりの事情は、息子マーカスのトヨタ時代と同様だったようです。その後もローカル・ラリーで勝利を 挙げるなど活躍を続けていましたが、１９８１年の冬、ラリーのテスト中に雪上車と衝突して非業の死を遂げました。 この父の死は息子マーカスの将来にも影響を与えたようですが、父の無念を晴らすべく、マーカスは数少ないチャン スを生かしてワークス・シートを獲得し、世界チャンピオンにまで上り詰めました。 このようなレアなマシーンのモデルは、アレナのレジン・キットにロブステリ製トランス・キットを組み込んだもので す。このトランス・キット、元来ソリドのダイキャスト製ミニカー用で、内容はカルトグラフ製のデカールとサイド・ミラー 消火器等のメタル・パーツがセットされたものです。オークションで手に入れたので発売時期は不明ですが、結構昔 のもののようです。マーカスがチャンピオンになってから出たのであれば理由が判りますが、それ以前のものだとす るとキット化されていること自体、非常に驚きです。もっともヨーロッパではミニカー改造用のこういったトランス・キッ トが結構あり、レア物も揃っているようで、この手の趣味の懐深さが感じられます。製作にあたっては、アンテナや マッド・フラップの自作、マフラー先端のメッキ・パイプ置き換え等小改造を行いました。なお、ボンネット、ルーフ、ト ランク上のラインはデカールで、その他フェンダー等は塗り分け（ブリリアント・ブルー）としました。大好きな１３１の 中でも特にレアな仕様で、お気に入りの１台です。 |
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