１９７４　ＳＡＦＡＲＩ　ＲＡＬＬＹ　Ｎｏ．３８ FIAT　１２４　ABARTH　Gr．４ 1974　SAFARI　RALLY　No．38 driver／co-driver：R．Ulyate／I．Smith team：FIAT　　sponsor： result：10th base kit：RACING43　RK148 decal： scale：1／43　material：METAL 　１９７４年のＷＲＣサファリ・ラリーに地元ケニヤのクルーにより参戦し、１０位完走を果たしたフィアット１２４アバルト です。この年のサファリ・ラリーにおいてフィアット・ワークスは、ツイン・ダンパーを装着して地上高を高めたサファリ・ スペシャルの１２４アバルトを３台投入し、２台をイタリア人ドライバーのアルティデ・パガネッリとセルジオ・バルバッ ジオに、１台を地元ドライバーのロビン・ウリアーテに託しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　この年のサファリ・ラリーにはフィアットをはじめとして、アルピーヌ・プジョー・ランチア・ポルシェ・日産・三菱・フォー ドの各ファクトリーがエントリーし、ナイロビを１０５台のマシーンがスタートしました。しかしながら、豪雨によりコース は最悪のコンディションとなり、第１ステージを終えた時点で２／３のマシーンがリタイアし、第２ステージ以降も泥濘 との格闘に終始しました。トップ争いは、まずプジョー５０４のＨ・ミッコラがリードしましたが、エンジン・トラブルにより リタイアし、その後はワークス・ポルシェのＢ・ワルデガルドとプライベーターでありながら驚異的な耐久力により上位 に上がってきたＪ・シンの三菱コルト・ランサーとの戦いとなりました。結局、Ｂ・ワルデガルドはりア・サスペンション・ トラブルに見舞われて後退し、Ｊ・シンが優勝を飾りました。なおフィアット勢ですが、イタリア人ドライバーはクラッチ・ トラブルにより相次いでリタイアし、地元勢のみが完走しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　モデルはレーシング４３のメタル・キットを組んだものです。フロントにアニマル・バーが装着され、タイヤも外径が少 し大きなものが入っており、車高の高められたサファリ仕様の特徴が良く表現されています。ただしこのキット、ドア・ ノブやフュエール・キャップなどのメタルパーツの一部が欠品しており、他のキットやトロン製の別売パーツで代用し ました。相変らず手のかかるレーシング４３です。その他、シートベルトの追加やマフラー先端のメッキ・パイプ化など の小加工を施しました。華奢なイメージの１２４アバルトですが、サファリ仕様も結構様になりますね。 ＦＩＡＴ １２４ ＡＢＡＲＴＨ　ＴＯＰ ／ ＧＡＬＬＥＲＹ　ＴＯＰ ／ ＳＡＦＡＲＩ　ＲＡＬＬＹ