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FORD ESCORT RS1800 Gr．4 1978 RAC RALLY No．4 |
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driver／co-driver：H．Mikkola／A．Hertz team：DAVID SUTTON sponsor：EATON YALE result：WINNER base kit：TRON P116 decal： scale：1／43 material：REZIN |
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１９７８年ＲＡＣラリーで優勝を飾ったフォード・エスコートＲＳです。ドライバーはハンヌ・ミッコラで、前年の覇者 であるビヨルン・ワルデガルドとラッセル・ブルックスと共にフォードの表彰台独占＆ＲＡＣ７連勝を果たしました。 この年のＷＲＣは、前戦ツールド・コルスでフィアットがメイクス・タイトル獲得を既に決めていましたが、最終戦 のＲＡＣラリーは地元フォードにとって最も重要な一戦であり、同ラリー７連覇を目指して万全の体制で臨む予定 でした。しかしながら、この大切な時期にフォードは労働争議によるストライキの影響で、ワークス・カーが準備 出来ず、プライベーターの手により組み立てられたマシーンを何とか５台かき集めての苦しい参戦となりました。 因みにＨ・ミッコラのマシーンもデイビッド・サットン・チームから借り受けたものです。 フォードの他、自国からはボクソール、ブリティッシュ・レイランド、最後のワークス参戦となるランチア、ＷＲＣの メイクス・タイトルを決めたフィアット、９９ターボをデビューさせたサーブ、そしてトヨタ、日産など多数のチームが ワークス体制で出場し、全行程３，３００ｋｍ、その内ＳＳが７００ｋｍ余りという過酷なステージに臨みました。 ラリーが始まるとマルク・アレンのストラトスとフォード勢の争いとなり、Ｍ・アレンがギア・ボックス・トラブルで リタイアした後はフォード同士の争いとなり、Ｈ・ミッコラが優勝を飾りました。なお、このラリーにおいてフィアット チームは、フォードのＲＡＣ連勝を阻止すべく、１３１アバルトのトラクションを得るためにコ・ドライバーを後席中央 に配するという奇策に出ましたが、ワルター・ロールの６位入賞が最上位という結果に終わりました。 モデルはトロン製レジン・キットを組んだものです。製作にあたってはロール・ゲージやシート・ベルトの追加、 リア・ランプの透明レジン置き換え等の小加工を行っています。トロンのキットは、リア・ランプがデカール表現 なので、この加工はかなり効果があるため最近の定番作業となっています。 |
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