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ALPINE RENAULT A310 Gr．４ 1976 TOUR DE CORSE No.8 |
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driver／co-driver：J.Ragnotti／J.Jaubert team：RENAULT ALPINE sponsor：GITANES result：４ｔｈ base kit：ROBUSTELLI 27 decal： scale：1／43 material：REZIN |
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１９７６年ＷＲＣツールド・コルスにおいて４位に入賞したアルピーヌＡ３１０です。ドライバーは”ルノー使い”ジャン・
ラニョッティで、非力なマシーンながら健闘し上位入賞を果たしました。 Ａ３１０のラリー仕様には、Ａ１１０グループ４仕様と同様にルノー１７ゴルディーニ用４気筒１７９６ｃｃをツインカム化 （８バルブ）し、１７５ｈｐを発揮するエンジンが搭載されていましたが、Ａ１１０よりも車重が１００ｋｇ以上重いことから アンダーパワーは否めず、実戦でも結果が出せずにいました。当時ＷＲＣを席巻していたランチア・ストラトスはワー クス・カーで２８０ｈｐ、カスタマー仕様（シャルドネ）でも２４０ｈｐを発揮しており、８バルブ仕様のＡ３１０ではまったく 歯が立たず、旧型のＡ１１０にすら後塵を浴びる始末でした。このため、ヘッドの１６バルブ化により２１０ｈｐまでチュ ーンを施し、ワークス・カーをようやく全てＡ１１０からＡ３１０に変更してツールド・コルスに臨みました。 ラリーの結果は、次元の違う速さのストラトス勢から２０分以上遅れながらも、地元コルシカ島出身であるJ・P・マン ザゴールとワークス・ドライバーであるJ・ラニョッティの２台のＡ３１０が３位・４位に入賞しました。 モデルはロブステリのレジン・キットを組んだものです。Ａ３１０のモデルは、１／４３キットではロブステリのほか、ミ ニ・レーシングやＪＰＳなどからも出ており、１／２４や１／２０のプラモデルではニチモやフジミなど数社から出ていま す。実車の活躍の割りにキットには恵まれていますが、これはスーパーカーブームの際、その外観から同種として扱 われたことが原因のようです。現在でも手に入るキットが多く、マイナーラリー車マニアにとっては嬉しい限りですね。 キットの内容ですが、古いものではあるもののロブステリ定番のエッチング・パーツによるディテールが多く、ストレ ートに組んでも精密感のあるモデルです。ボディ・フォルムも実車のイメージを良く捉えており、カッコ良く出来上がり ました。ただし、部品の精度はそれなりのため、特に外貼り式のウインドウには苦労しました。なお製作については いつも通りの素組みですが、ドア・ノブやマフラー先端を別パーツ化するなど少しだけ手を加えています。 エキゾチックなフォルムとフロントの内蔵式６連ライトがとても魅力的なアルピーヌＡ３１０、こんなマシーンでＷＲＣ に参戦していたなんて本当に良い時代ですね。 |
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