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DATSUN FAIRLEDY 240Z Gr．４ 1973 SAFARI RALLY No．1 |
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driver／co-driver：S.Mehta／L.Drews team：NISSAN MOTORS sponsor： result：WINNER base kit：PROVENCE MOULAGE K730 decal： scale：1／43 material：REZIN |
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１９７３年のＷＲＣサファリ・ラリーを制したダットサン２４０Ｚです。ドライバーは地元ケニアでディーラーを営み、サファ
リ・ラリーに毎年参戦していたシェカ・メッタです。 この年から制定されたＷＲＣ世界選手権の１戦となったサファリ・ラリーには、日産・フォード・プジョーそしてポルシ ェがワークス体制で参戦しました。前年フォード勢に優勝を奪われて雪辱に燃える日産は、排気量を２４９８ｃｃに拡大 して２５０ｈｐ以上を発揮するエンジンを搭載した３台の２４０Ｚと、ニューマシーンである６１０型ブルーバードＵ１８００ ＳＳＳを２台出場させました。一方、フォードは昨年同様エスコートＲＳを、プジョーは５０４ベルリーナを、そしてポルシ ェはデビュー直後の９１１カレラＲＳ２．７を投入し、５０００ｋｍ先のゴールを目指しました。 ラリーは序盤、エスコート勢がリードしましたが、トラブルにより相次いでリタイアし、ポルシェ勢も同様に消え、最後 まで残ったのは日産とプジョー勢となり、速度に優るメッタの２４０ＺとＨ・カルストロームの６１０型ブルーバードＵが、 同減点でゴールしました。なお最終順位は、両者のうち最初の減点が遅かったメッタが優勝となりました。 モデルはプロバンス・ムラージュのレジン・キットを組んだものです。２４０Ｚのサファリ仕様は、１９７１年優勝車が有 名で各スケールでキット化されており、このキットも１９７１／１９７３年のデカールが選べるキットでしたが、ＷＲＣ制定 後の１９７３年仕様としました。 このキット、ボディ・フォルムはとても素晴らしいのですが、デカールやパーツの精度が悪くて製作にはとても苦労し ました。まずデカールですが、内容に間違いや不足が非常に多くてほとんど使い物にならず、結局１／２４のフジミ製 プラモデルのデカールをスキャンして１／４３に縮小・印刷し、何とか仕上げました。また、バンパーの形状が悪くて一 部破損もしていたため、プラバンで自作したり、側窓のエッチング・パーツが合わないなど基本的な工作に非常に手 間の掛かるキットでした。製作にあたっては、ロール・ケージやシート・ベルトの追加、ウインカーやテール・ライトの透 明レジン置換えなどの定番工作をあわせて施しています。 製作に思いのほか苦労させられたキットでしたが、プロバンスの２４０Ｚ、完成するとカッコいいですね。 |
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