|
ALPINE RENAULT A110 1800 Gr．４ 1976 MONTECARLO RALLY No．31 |
|
|
driver／co-driver：J.Ragnotti／J.M.Andrie team： sponsor：GITANES result：50th base kit：PROVENCE MOULAGE K033 decal： scale：1／43 material：REZIN |
|
 |
|
|
１９７６年のＷＲＣモンテカルロ・ラリーに出場したアルピーヌＡ１１０です。ドライバーは’ルノー使い’のジャン・ラニョ
ッティですが、ワークス・チームとしてではなくプライベーターとして参戦しました。 この年のモンテカルロにおいて、ルノー・チームは自国開催のラリーにも関わらず、ワークス・チームのエントリーを 取り止め、’レンタカー・システム’を採用しました。このため、ドライバー達は自らスポンサーを探すこととなり、ラニョッ ティは’ＧＩＴＡＮＥＳ’のサポートを得て旧式のＡ１１０を借り出しました。なお、最新のＡ３１０は、Ｊ・Ｃ・アンドリューや Ｊ・Ｐ・ニコラ、Ｊ・Ｌ・テリエなどのレギュラー・ドライバーがレンタルしました。 ラニョッティのＡ１１０は、旧式にも関わらず強豪ランチア勢と互角に戦い、第２ステージまで上位をキープしましたが 最終ステージでスピンを喫し、大きく順位を落としてしまいました。 モデルはプロバンス・ムラージュのレジン・キットを組んだものです。旧プロバンスの古いキットで、ほとんどのディテ ールが一体化された所謂’立体塗り絵’ですが、ボディ・フォルムは非常に良いキットです。 製作にあたっては、ボディには手を加えずにキャッチ・ピンやドア・ボタン等のディテールを別パーツ化したり、ウイン カーやテール・ライトを透明レジンに置き換えたりしています。このキットで一番困ったのは、クリア・パーツが黄変して おり、しかもサイド・ウインドウがプロトタイプ用の引き窓になってしまっていたことです。ストックしている他のキットから 型取りしてヒート・プレスしようか悩みましたが、前後のウインドウをそのまま付けたところ、意外と目立たなかったの で、サイドのみ平板から切り出して誤魔化しました。 ＷＲＣ黎明期にはラリーを席巻していたＡ１１０ですが、バルーン型のオーバーフェンダーを装着した晩年の姿も、フ レンチ・ブルーのボディ・カラーと相俟ってとても魅力的です。 |
|
 |
|
 |
 |