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ＤＡＴＳＵＮ ＶＩＯＬＥＴ GT Gr．４ 1981 MONTECARLO RALLY No．24 |
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driver／co-driver：R.Aaltonen／K.Gormley team：TEAM DATSUN EUROPE sponsor：Castrol result：13th base kit：MINI RACING 434 decal： scale：1／43 material：REZIN |
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１９８１年ＷＲＣモンテカルロ・ラリーに出場したＰＡ１０バイオレットＧＴです。１９７８年のＷＲＣデビュー以来、抜群の
耐久力により１９７９・１９８０年のＷＲＣメイクス・ランキング２位を獲得したＰＡ１０バイオレットですが、年々スプリント 化の進むＷＲＣにおいてはマシーンのパワーアップが命題でした。しかしながら、ＤＯＨＣエンジンのホモロゲーション 取得に手間取り、１９８１年１月にようやく従来のＳＯＨＣ／１９０ｈｐからＤＯＨＣ／２４０ｈｐにパワーアップされたグル ープ４仕様のバイオレットＧＴがデビューしました。 シーズン初戦のモンテカルロ・ラリーには、このグループ４仕様のバイオレットＧＴが１台、名手ラウノ・アルトーネン のドライブにより出場しました。この年のモンテカルロには地元ルノーの５ターボやアウディが満を持してＷＲＣに投入 したフルタイム４ＷＤのクアトロ、その他フォードやオペル、タルボなどほとんどのチームがワークス参戦しました。 ラリーは次元の違う走りを見せるＨ・ミッコラのアウディ・クアトロがリードしましたが、終盤にクラッシュ・リタイアし、 それを追っていたＪ・ラニョッティの５ターボが優勝を飾りました。待望のＤＯＨＣエンジンを搭載したバイオレットＧＴで すがクアトロや５ターボなどの次世代マシーンにはまったく歯が立たず、フォードやオペル、そしてグループ２のタルボ にも後塵を浴び、総合１３位という結果に終わりました。 モデルはミニ・レーシングのレジン・キットを組んだものです。モデルカーに恵まれず、１/４３でも唯一であるミニ・レ ーシングのキットですが、ボディ・フォルムは実車の角張った特徴を良く捉えていると思います。キットの内容は部品 数が少なく、クリア・パーツの合いも良い作り易いものですが、そのまま組むとシャーシがボディからはみ出してしまう ためボディ下端を延長しています。シャーシ側はバスタブ・タイプで調整が出来ませんので・・・また、ディテールはほ とんど一体成型やデカール表現で実感に欠けるため、エッチング等に置換えました。なお、カラーリングはデカール表 現となっていましたが、ミニ・レーシングの大判デカールは曲面等に馴染みにくく、デカール軟化剤にも弱いので塗り 分けで仕上げています。ちょっと赤のラインが細くなってしまいましたが・・・ ＰＡ１０バイオレットというとサファリ４連覇が有名ですが、こういったスプリント・ラリー仕様も魅力的ですね。 |
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