１９８１　ＭＯＮＴＥＣＡＲＬＯ　ＲＡＬＬＹ　Ｎｏ．４８
OPEL　ＡＳＣＯＮＡ　(Ｂ)　Gr．２
1981　MONTECARLO RALLY　No．48
driver／co-driver：Tchine／P.Thimonier
team：PUBLIMMO RACING    　　　　sponsor：PUBLIMMO
result：102th
base kit：RACING43　S096
decal：JEMMPY 60
scale：1／43　material：METAL
　１９８１年のＷＲＣモンテカルロ・ラリーに出場したオペル・アスコナ（Ｂ）のグループ２仕様です。この年、オペル・ワー
クス・チームはモナコのパブリモ・ビールのスポンサーを得て、ＷＲＣ初戦モンテカルロ・ラリーには２台のワークス仕
様のアスコナ４００を出場させ、あわせてプライベーターのアスコナ（Ｂ）のグループ２仕様も１台が、同スポンサーに
よるサポートを受けて参戦しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　ラリーは新世代マシーンであるアウディ・クアトロとルノー５ターボ、そしてアルメラスのポルシェがリードし、それをア
スコナ４００とタルボ・サンビーム・ロータスが追う展開となりましたが、アウディとポルシェが相次いでクラッシュ、リタ
イアしたため、ルノー５ターボのＪ・ラニョッティがフランス車／フランス人クルーとして１９７３年のアルピーヌＡ１１０／
Ｊ・Ｃ・アンドリュー以来、久々のモンテカルロ制覇を成し遂げました。なお、オペル勢はアスコナ４００が３・４位に入賞
したほか、多数のプライベーターのアスコナやカデットが完走しましたが、Ｎｏ．４８のマシーンは下位に沈み、最終ス
テージに残ることが出来ませんでした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　モデルはレーシング４３の限定メタル・キットにジェンピーのデカールを貼ったものです。同仕様のツールド・コルス
出場車をレーシング４３／ジェンピーの２個１で先に作ったので、こちらはジェンピーのキットをベースに作るつもりでい
たのですが、ボディの形状がレーシング４３とかなり違っており、ディテールや筋彫りも甘く、プリ・ペイントの仕上りも
良くなかったので、とりあえず塗装を剥離しようと思いアセトンに浸したのですが、うっかり漬けすぎてしまい、ボディの
一部を溶かしてしまいました。ジェンピーの同じキットを買って作る気にもなれず、製作をあきらめていたのですが、た
またまオークションにレーシング４３の限定メタル・キットが出品されていたので、迷わず購入して完成させることが出
来ました。製作にあたっては、ロール・ケージの作り直しやマフラーのメッキ・パイプ化など定番加工を行っています。
　また、ホイール＆タイヤはアレナのアスコナのキットに誤って入っていたカデット用のグラベル・タイヤを流用し、トレッ
ド＆車高は幅狭＆高目に調整しました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　これで、”Ｐｕｂｌｉｍｍｏ　Ｒａｃｉｎｇ”のアスコナは３台揃いましたが、同仕様のフォード・エスコートやサーブ９９ターボも
作ってみたくなりますね。　
ＡＳＣＯＮＡ　（Ｂ）　ＴＯＰ ／ ＧＡＬＬＥＲＹ　ＴＯＰ
／ ＭＯＮＴＥＣＡＲＬＯ　ＲＡＬＬＹ