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FERRARI 308GTB Gr．４ 1981 TOUR DE FRANCE No．６ |
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driver／co-driver：J.C.Andreut／Bouchetal team：CHARLES POZZI-Ferrari sponsor：ENTREMONT result：WINNER base kit：RACING43 RK149 decal： scale：1／43 material：METAL |
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１９８１年のヨーロッパ・ラリー選手権の１戦、ツールド・フランスで優勝を飾ったフェラーリ３０８ＧＴＢです。ドライバー
は、１９７３年モンテカルロや１９７４年ツールド・コルス、１９７７年サンレモなどＷＲＣでの優勝経験があり、長年フラ ンス・フィアットの１３１アバルトで活躍していたジャン・クロード・アンドリューです。 アンドリューはこの年からマシーンを３０８ＧＴＢに乗り換え、主にヨーロッパ選手権に参戦しました。３０８ＧＴＢのワ ークス・マシーンは３００ｐｓを超えるパワーを発揮し、ターマックではもちろんのことグラベルでも侮れない活躍をみせ 同年のヨーロッパ選手権においてはタルガ・フローリオ、フォー・レジオニ、イプルー、そしてツールド・フランスで優勝 し、ＥＲＣ年間ランキング２位を獲得しました。 ＷＲＣにおいては、長年サテライト・チームのドライバーであったことから、ワークス勢優先の辛酸を味わっていたア ンドリューですが、フランス・フィアットを離れてようやく日の目を見ることが出来ました。 モデルはレーシング４３のメタル・キットを組んだものです。３０８ＧＴＢは人気車だけに１／４３でも様々なメーカーか らキットが出ていますが、その中でもレーシング４３はかなり後発組です。このため、キットのプロポーションは良好で バキューム・パーツやエッチング・パーツの合いも悪くなく、作り易いキットでした。 製作にあたっては、ロール・ケージを自作した以外、キットをストレートに組んでいます。デカールもカルトグラフ製の ため、ホワイトの隠蔽力が強く、曲線にも馴染み易くてうまく貼ることが出来ました。 ラリーにおける活躍については、ほとんど知られていない３０８ＧＴＢですが、ラリー仕様は大きく張り出したオーバー フェンダーがとても魅力的なモデルです。こんなマシーンが、ランチア・ストラトスやルノー５ターボ等と本気で戦ってい たこの頃は、本当に素晴らしい時代ですね。 |
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