１９７２　ＴＯＵＲ　ＤＥ　ＣＯＲＳＥ　Ｎｏ．１７
PEUGEOT 304S BERLINA　Gr.2
1972　TOUR DE CORSE No．17
driver／co-driver：T.Fall／M.Wood
team：PEUGEOT     　　　　sponsor：
result：12ｔｈ
base kit：MINI RACING 642
decal：
scale：1／43　material：REZIN
　１９７２年のツールド・コルスに出場し、１２位で完走したプジョー３０４Ｓです。プジョー初のスポーティー・バージョン
としてラインナップされた３０４Ｓですが、その性能をアピールする場として、ツールド・コルスに参戦しました。このイベ
ントには３台のグループ２仕様のマシーンが出場し、ドライバーにはハンヌ・ミッコラ（Ｎｏ．１４）、トニー・フォール（Ｎｏ．
１７）そしてジャン・ギシェット（Ｎｏ．２０）が起用されました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　この年のツールド・コルスにはプロトタイプが出場可能であったことから、シムカＣＧやリジェＪＳ２、フォードＧＴ７０、
そしてテスト参戦のランチア・ストラトスなども参戦し、非常にバラエティに富んだイベントとなりました。　　　　　　　　　
　ラリーの結果は、アルピーヌＡ１１０を駆ったＪ・Ｃ・アンドリューが優勝し、３０４Ｓ勢はＴ・フォールが１２位、Ｈ・ミッコ
ラが１８位で完走を果たしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　モデルはミニ・レーシングのレジン・キットを組んだものです。３０４Ｓのモデルは、旧プロバンス・ムラージュがキット
化していましたが、このキットはオリジナルの型を新たに作成したもののようです。キット自体はミニ・レーシングの定
番仕様で、製作にあたってはキャッチ・ピンやワイパーを別売エッチングに置き換えたり、オーバーフェンダーの取付
け部にはインセクトピン（０番）を埋め込むなど細部をディテール・アップしました。車内もロール・ケージの自作、シート
ベルトの追加などを施しています。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　この時代にはオーソドックスなセダンでラリーに参戦していたプジョーが、その後２０５Ｔ１６や２０６ＷＲＣでラリーを
席巻するとは思いもよりませんが、こういったラリー黎明期のマシーンを作れるのは正に４３の魅力ですね。
ＰＥＵＧＥＯＴ　３０４Ｓ　ＴＯＰ ／ ＧＡＬＬＥＲＹ　ＴＯＰ
／ ＴＯＵＲ　ＤＥ　ＣＯＲＳＥ