JIDE 1600 Gr.5
1971 CRITERIUM CEVENNES No.57 |
driver/co-driver:
team: sponsor:
result:7th
base kit:JPS K203
decal:
scale:1/43 material:REZIN |
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オリジナルのボディ&シャーシにルノー製エンジンをミッド・シップに搭載したJIDAは、モーター・スポーツ参戦を目
的に製作されたスペシャル・モデルです。エンジンのほかミッションはルノー12から、フロント・ガラスやテール・ライト
はルノー8から流用するなど、ルノー製コンポーネンツを多数組込んで製作されています。
JIDEは、デビュー直後からラリーやヒル・クライムなどに出場するドライバーにマシーンを貸出し、高性能ぶりをアピ
ールしました。1971年のフランス国内ラリーの1戦、CEVENNESに出場したJIDE 1600もその実力を発揮して
7位入賞を果たしました。なお、翌1972年の同ラリーには、若き日のジャン・ラニョッティがJIDE 1600Sで出場し
ています。
モデルはJPSのプリ・ペイント・キットを製作したものです。自国のメーカーならではのモデルで、小粒で流麗なスタ
イルをとても良く再現しています。ただしプリ・ペイントゆえ、細部のディテールや塗装の仕上がりに多少難があったこ
とから、ボディと一体になっていたミラーやキャッチ・ピン、給油口などを削り、筋彫りを深くして元の塗装を下地として
全体にペーパーをかけ、再塗装しました。また、ボディの細かいディテールをジャンク・パーツに置き換え、フォグ・ラン
プは切り離して整形し、テール・ランプも透明レジンに置き換えており、内装もロール・ケージやシート・ベルトを追加
するなど一通り手を加えてみました。
このような怪しげなスペシャル・モデルは、1970年代らしくて魅力的ですね。 |
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