ALFA ROMEO GIULIA SPRINT 1750 GT VELOCE Gr.1
1973 SAFARI RALLY No.22 |
driver/co-driver:J.Simonian/M.Doughty
team: sponsor:
result:RETIRED
base kit:MERI MK98
decal:ARENA TK39
scale:1/43 material:METAL |
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1973年のWRCサファリ・ラリーに出場したアルファロメオ1750GTVです。ドライバーのジャック・シモニアン
は地元ケニアの出身で、1967年からサファリ・ラリーに出場しており、1969・1970年はダットサン・チームの
510ブルーバードをドライブしましたがリタイアに終わり、その後1973・1974年はアルファロメオ1750GTV
で出場しましたが、電気系統やエンジン・トラブルによりリタイアしています。
翌1975年はワークス放出のルノー17ゴルディーニで出場しましたが、ドライブシャフトの破損によりリタイ
アに終わり、サファリ・ラリーには6回チャレンジしたものの、結局完走することは出来ませんでした。
モデルはメリのメタル・キットにアレナのトランス・キットを組み込んだものです。製作過程の一部については、
こちらをご覧下さい。トランス・キット自体は、オート・アートの市販車のミニカーをサファリ仕様に改造するもので
デカールやエッチング・パーツ、シートやダッシュ・ボードなどで構成されていましたが、肝心のエッチング・パー
ツの一部が間違っており、自作パーツで補っています。また、テール・ライトについては市販車の2000GTVと
1750GTVでは形状が違うため、オート・アートのミニカーからパーツを流用するべく準備していたのですが、
実車の資料を確認したところ、2000GTVと同じテール・ライトであることが判明したため、プラバンの原型から
型取りして透明レジンで自作しました。フロント廻りのライトについても自作したり、Zモデルのパーツに置き換え
たりしています。
実車については地元プライベーターのマシーンであり、完走すらしていないのにも関わらずなぜトランス・キット
化されたのかとても不思議なモデルですが、例によってレア物に弱い私にとってはお気に入りの1台です。 |
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