１９８３　ＭＯＮＴＥＣＡＲＬＯ　ＲＡＬＬＹ　Ｎｏ．４ LANCIA RALLY 037　Gr．B 1983　MONTECARLO RALLY No．4 driver／co-driver：M.Alen／I.Kivimaki team：LANCIA　　　　sponsor：MARTINI result：２ｔｈ base kit：TC Bergu decal： scale：1／24　material：REZIN 　グループＢ規定が本格的に適用された１９８３年のＷＲＣ開幕戦、モンテカルロ・ラリーに参戦したラリー０３７です。 前年から実戦で熟成を進めていたランチアはこの年、ドライバーに前年のＷＲＣチャンピオンであるワルター・ロール を迎え、タイトル獲得を目指して万全の体制で臨み、モンテカルロ・ラリーにはワルター・ロールのほかマルク・アレ ン、ジャン・クロード・アンドリューの３台をエントリーしました。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　一方、ランチア以外のワークス・チームでグループＢ規定に適合したニューマシーンで参戦したのは２４０ＲＳをデビ ューさせた日産のみで、ほかのメイクスはグループ４マシーンをグループＢに再登録して出場しました。最大のライバ ルであるアウディも従来のクアトロを新規定にあわせて排気量をスケール・ダウンのうえ軽量化し、Ａ１クアトロにリニ ューアルしてハンヌ・ミッコラ、スティグ・ブロンクビスト、ミッシェル・ムートンの３人がドライブしました。　　　　　　　　　 　この年のモンテカルロも雪が少なくドライ・コンディションで行われ、２ＷＤのラリー０３７に有利な展開となり、ラリー の結果はランチアのＷ・ロールとＭ・アレンが見事１−２フィニッシュを飾りましたが、アウディ勢はＳ・ブロンクビスト、 Ｈ・ミッコラの順で３位、４位入賞が精一杯でした。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　モデルはＴＣベルグの１／２４レジン・キットを組んだものです。グループＢ時代を代表するランチア・ラリー０３７は非 常に人気のあるマシーンですが、１／２４スケールではなかなかキット化されず、１９９４年にリリースされたこのキッ トが初めてのものでした。当時のモデルカーズにテスト・ショットと発売予告が出た途端、とても嬉しくて迷わず’ミス ター・クラフト’に予約して購入した記憶があります。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　そして購入直後に製作したのですが、エンジン廻りのディテールが寂しかったので補機類をジャンク・パーツで自 作しました。現在の視点で見るとボディ・フォルムはリア・オーバーハングが短くて少しずんぐりした印象を受けます が、マルティーニ・カラーのラリー０３７はやはりカッコ良いですね。 ＬＡＮＣＩＡ　ＲＡＬＬＹ　０３７　ＴＯＰ ／ ＧＡＬＬＥＲＹ　ＴＯＰ ／ ＭＯＮＴＥＣＡＲＬＯ　ＲＡＬＬＹ