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LANCIA RALLY 037 Gr．B 1984 SANREMO RALLY No．6 |
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driver／co-driver：M.Biasion／T.Siviero team：JOLLY CLUB sponsor：TOTIP result：３ｔｈ base kit：MODELER'S decal：STUDIO 27 scale：1／24 material：REZIN |
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１９８４年のＷＲＣサンレモ・ラリーで３位に入賞したトティップ・カラーのラリー０３７です。前年、ＷＲＣタイトルを獲得
したラリー０３７ですが、この年は熟成の進んだアウディ・クアトロや新鋭プジョー２０５Ｔ１６の活躍に阻まれ、ツール ド・コルスで１勝を挙げたのみで地元開催のサンレモに臨みました。 このラリーにはランチア・マルティーニがマルク・アレンとアッティリオ・ベッテガ、ジョリー・クラブがミキ・ビアジオンと アダルティコ・ブダフィエリ、グリフォーネがファブリツィオ・タバトン、そしてボローニャ・コルスがフランコ・クニコと計 ６台のワークス＆セミ・ワークスのラリー０３７がエントリーしました。一方、ライバルのアウディはＷ・ロールとＳ・ブロ ンクビストがスポーツ・クアトロで、プジョーはＡ・バタネンとＪ・Ｐ・ニコラが２０５Ｔ１６で出場しました。 ラリーはＡ・バタネンの２０５Ｔ１６が次元の違う走りで序盤から圧倒的にリードしました。ランチア勢はワークスの Ｍ・アレンがエンジン・トラブルで、セミ・ワークスのＡ・ブダフィエリとＦ・クニコがアクシデントで戦列を離れ、アウディ勢 もトラブルにより２台共リタイアに見舞われました。 結局、Ａ・バタネンのプジョーが余裕で優勝を飾り、ランチア勢は２位から４位までにＡ・ベッテガ、Ｍ・ビアジオン、 Ｆ・タバトンの順で入賞を果たしました。 モデルはモデラーズの１／２４レジン・キットを組んだものです。ラリー０３７は実車の人気の割に１／２４スケールの キットに恵まれず、１９９４年になってようやくＴＣベルグからレジン・キットが発売され、それに続いてリリースされた のがこのキットでした。ＴＣベルグのキットと比べるとボディ・フォルムやエンジン廻りのディテールなどの再現が忠実 で、全般的にとても作り易いキットでした。 なお、このキットも’ミスター・クラフト’で予約をして買ったのですが、マルティーニ・カラーは既に作っていたので、同 時期にスタジオ２７から発売されたデカールでトティップ・カラーに仕上げました。ただし、作った当時は実車の資料が あまり無く、スタジオ２７のデカールを信じて作ったのですが、トティップのオレンジは赤味が強過ぎて実車のイメージ とは違ってしまいました。 今から２０年以上前のキットですが、ボディ・フォルムは現在でも一番良いキットだと思います。 |
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