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PEUGEOT 504 V6 COUPE Gr．４ 1978 SAFARI RALLY No．４ |
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driver／co-driver：J.P.Nicolas／J.C.Lefebvre team：PEUGEOT sponsor：ESSO result：WINNER base kit：GAMMA GMK42 decal： scale：1／43 material：REZIN |
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１９７８年のWRCサファリ・ラリーを制したプジョー５０４Ｖ６クーペです。ドライバーはこの年のモンテカルロでプライ
ベート・ポルシェをドライブし優勝を飾ったＪ・Ｐ・ニコラで、わずか２ヶ月の間に２つのビッグ・イベントの覇者となりまし た。５０４Ｖ６クーペのグループ４仕様は、２６６４ｃｃのエンジンを市販車の１３１ＨＰから２２５ＨＰにパワーアップが図 られましたが、高出力／高回転型ではなく耐久性を重視したチューニングが施されました。 この年のサファリには、ワークスとしてプジョー・ダットサン・ポルシェそしてメルセデスが参戦し、合計６８台がナイ ロビをスタートしました。競技２日目から激しい雨によってコース・コンディションは最悪の状態となり、ワークス勢は 相次いでトラブルに見舞われました。そんな中でトップ争いはポルシェのＢ・ワルデガルドとダットサンのＲ・アルト ーネン、Ｈ・カールストロームの間で繰り広げられ、ワルデガルドがトラブルにより脱落するとダットサンが１・２体制を 築きました。しかしながらカールストロームは泥でスタックしてタイム・ロスし、アルトーネンはサスペンション破損に よりリタイアしてしまったため、それまでほぼノン・トラブルで走り続けていたプジョーの二コラがトップに立ちました。 その後、二コラを追うカールストロームがミス・コースを犯したため、優勝はほぼ確実となりましたが、ゴール手前３０ Ｋｍの地点で一般車と衝突するアクシデントに見舞われました。幸い致命的なダメージは受けなかったのですが、 まさに満身創痍でゴールのナイロビにたどり着きました。 モデルはガマのレジン・キットを組んだものです。ボディ・フォルムは悪くないのですが、古いキットゆえディテール が甘く、デカールも黄ばんでいます。また、かなり以前に作ったものなので全体的に出来が悪いため、お蔵入りして いたのですが、せっかくのサファリ優勝車であることからライト周りなどに少し手を入れてギャラリーに追加しました。 フロント周りについてはライト・パーツをアレナのストラトス等の残りを流用し、真中２灯のフォグ・ランプは大きさも修 正しています。なお、５０４クーペのキットはガマのほか、プロバンス・ムラージュも製品化していました。 プジョーというと２０５ターボ１６や２０６ＷＲＣによるＷＲＣ制覇の印象が強いメイクスですが、’耐久ラリー専科’ であったこんな時代のマシーンも魅力的ですね。 |
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