|
FIAT １３１ ABARTH Gr．４ 1978 TOUR DE CORSE No．1 |
|
|
driver／co-driver：B．Darniche／A．Mahe team：FIAT sponsor：ALITALIA result：WINNER base kit：RACING43 RK40 decal： scale：1／43 material：METAL |
|
 |
|
|
１９７８年のＷＲＣツールド・コルスで優勝を飾った１３１アバルトです。ドライバーは”コルシカ・マイスター”ベルナー
ル・ダルニッシュで、前年に引き続きこの年もスポットでフィアットのワークス・カーを託され、見事連勝を飾りました。 当時のＷＲＣはメイクス・タイトルのみが懸けられており、ワークス・チームはイベントによって実績のあるドライバー をスポットで起用していました。この年のツールド・コルスにおいてメイクス・タイトル獲得を決めたかったフィアットは、 アリタリア・カラーのワークス・カーにはＳ・ムナーリとＢ・ダルニッシュを、フィアット・フランス・チームの１３１アバルト にはＪ・Ｃ・アンドリューとＭ・ムートンを起用し、４台体制でイベントに臨みました。 ラリーはフィアット勢同士の争いとなり、序盤はＳ・ムナーリがリードしましたがパンクにより遅れ、替わってＪ・Ｃ・ア ンドリューがトップとなり、Ｂ・ダルニッシュがそれを追う展開となりました。ところがラリー終盤、アンドリューにミッシ ョン・トラブルが発生した際、ワークス・カーであるダルニッシュのサービスが優先されたことから修理に時間が掛か り順位が逆転し、結局ダルニッシュがトップでゴールしました。なお、２位にアンドリュー、３位にはムナーリが入賞し て表彰台を独占し、フィアットはＷＲＣの年間メイクス・タイトルを獲得しました。 モデルはレーシング４３のメタル・キットを組んだものです。製作にあたっては、キットのままだと車高が不自然なシ ャコタンになってしまうため、シャフトを４輪別々にしてシャーシ断面に直接ハンダ付けし、調整を行いました。その他 ロール・ケージの自作やシートの交換、マフラー・エンドのメッキ・パイプ交換等の定番加工を施しています。 アリタリア・カラーの１３１アバルトは既に１台作っていますが、このキットのデカールは全体的に発色が薄く、違和 感がありましたがそのまま貼ってしまったため、白が一部透けたり、デカールを重ねたところの色が濃くなってしまっ たりしてます・・・それでも完成すると定番のワークス・カラー、やっぱりカッコいいですね。 |
|
 |
|
 |
 |