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FIAT １２７ ABARTH Gr．２ 1981 SAFARI RALLY No．48 |
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driver／co-driver：C．Ballestra／C．Anghel team： sponsor： result：RETIRED base kit：ARENA ARE399 decal： scale：1／43 material：REZIN |
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１９８１年のＷＲＣサファリ・ラリーに出場したフィアット１２７です。ワークス・チームとしての参戦ではなく、プライベ
ーターによるもので、この車のほか２台のフィアット１２７が過酷なサファリ・ラリーにチャレンジしました。 この年のサファリには、日産・オペル・プジョーそして４ＷＤのダッジ・ラムチャージャーを持ち込んだクライスラーが ワークス参戦し、全７０台がナイロビをスタートしました。フィアット勢は３台の１２７のほか、３台の１３１アバルトがい ずれもプライベーターの手により参戦しました。 ラリー序盤はオペル・アスコナ４００のＡ・クーラングがリードしましたが牛と衝突して後退し、替わってトップに立っ たのは、Ｒ・アルトーネンを先頭に日産ＰＡ１０バイオレットＧＴ勢でした。ところが最終レグにおいて、増水した川を渡 る際にスタックするマシーンが続発したためステージの一部がキャンセルとなり、この影響でトップのアルトーネンと ２位のＳ・メッタが入れ替わり、そのままメッタが優勝、サファリ３連覇を達成しました。この結果を不服としたアルト ーネンがＦＩＳＡに提訴するなど後味の悪い結末となり、これを機にアルトーネンは長年在籍した日産を去ることとな りました。なお、フィアット勢は１２７、１３１アバルト共、過酷なコース・コンディションに耐えられず、全車リタイアに終 わっています。 モデルはアレナのレジン・キットを組んだものです。サファリに出場した１２７のうちの２台（Ｎｏ．４８・５０）は１２７ア バルトをベースとし、残る１台（Ｎｏ．４４）は１２７スポルトをベースとしていたようです。なかでもこのＮｏ．４８は大型 のオーバーフェンダーを装着してトレッドを広げており、ノーマルとは違った迫力あるボディを纏っています。もっとも、 実車の資料は見たことがないので、スペックなどは残念ながらさっぱり解りませんが・・・ アレナからは数種類の１２７が発売されており、以前ワークス仕様を製作した際は作り易いキットという印象だっ たのですが、今回のものは欠品が多くて参りました。大きなところではフロント・スポイラーやリア・ランプ基部がなく ロール・ゲージも破損しており、結局スポイラーは諦め、その他のパーツは自作する羽目となりました。とにかくキッ トの完成写真以外、まったく資料がないのでアニマル・ガードやマッド・フラップは適当にでっち上げ、キットをストレ ートに組んでいます。とは言え、ワークス・チーム以外のこんなレアなモデルが製品化されているなんて、４３界は本 当に驚きです。 |
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