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LANCIA STRATOS Ｇｒ．4 1977 GIRO D’ITALIA No．491 |
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driver／co-driver：F.Bacchelli／F.Rossetti team：JOLLY CLUB sponsor：RINO FABBRI RACING result： base kit：RACING43 RK147 decal：OFF LIMITS 06 scale：1／43 material：METAL |
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１９７７年のジーロ・ディイタリアに出場したセミ・ワークス・チーム’Ｒｉｎｏ Ｆａｂｂｒｉ Ｒａｃｉｎｇ’のストラトスです。ラリ
ー・フィールドにおいて大成功を収めたグループ４仕様のストラトスですが、打倒ポルシェを目指して参戦したスポーツ カー・レースでは、パワーに優るポルシェ勢に歯が立たず、ＮＡエンジンのグループ４マシーンによるワークス活動は、 １９７５年シーズンを最後に中止となりました。 翌年のスポーツカー・レース（ＧＴ選手権）のワークス参戦については、グループ５規定に基づくストラトス・ターボに より継続されました。一方、グループ４仕様のマシーンは’Ｒｉｎｏ Ｆａｂｂｒｉ Ｒａｃｉｎｇ’によるプライベート参戦となったも のの、チューニングは引き続きカルロ・ファチェッティ兄弟の手に委ねられ、セミ・ワークス体制で参戦を続けましたが １９７６年ヨーロッパＧＴ選手権の結果は年間総合９位に止まりました。 翌１９７７年、’Ｒｉｎｏ Ｆａｂｂｒｉ Ｒａｃｉｎｇ’のマシーンは、ヨーロッパＧＴ選手権数戦とイタリア国内ＧＴ選手権に参戦 し、イタリア国内ＧＴ選手権においては新たに制定された排気量２，５００ｃｃ以下のグループ４クラスで、クラウディオ・ マニャーニのドライブにより年間タイトルを獲得しました。なお、クラウディオ・マニャーニは１９７８年、１９８０年にも同タ イトルを獲得しています。 イタリア国内ＧＴ選手権において好成績を挙げた１９７７年の６月、’Ｒｉｎｏ Ｆａｂｂｒｉ Ｒａｃｉｎｇ’のマシーンはイタリア 全土で開催されたジーロ・ディイタリアにも出場しました。このイベントは、サーキットと公道のミックス・イベントである ことから、ドライバーにはランチア・コルセのワークス・ドライバー経験を持つフルビオ・バチェッリが起用されました。 なお、ランチア・コルセからは、アリタリア・カラーのストラトス・ターボでサンドロ・ムナーリが参戦しましたが、Ｆ・バッ チェリと共にリタイアに終わっています。 因みに’Ｒｉｎｏ Ｆａｂｂｒｉ Ｒａｃｉｎｇ’のストラトスは、Ｃ・ファチェッティ兄弟の手によりレストアされて現存しているそう で、その様子はLANCIA STRATOS ’thirty years later’に掲載されています。 モデルはオフ・リミッツというメーカーのキットを組んだものです。他のメーカーには無い珍しい仕様のストラトスです が、レジン製のボディは全体的にモッサリしていてモールドやディテールも粗いことから、ボディ＆シャーシはレーシン グ４３のメタル・キットに置換えています。 製作にあたっては、元キットからフロント・スポイラーを移植したり、ヘッド・ライトを閉じるなどの加工を施し、ラリー仕 様のボディをサーキット仕様に変更しています。カラーリングについても、キットのデカールを流用しましたが、かなり 古いものにも拘らず発色が良く、曲面にも馴染みやすく、そしてサイズもピッタリでした。 華やかなカラーリングが魅力的なサーキット仕様のストラトス、お気に入りの１台です。 |
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