初代オペル・コモドーレはレコルトのボディに１クラス上の６
気筒エンジンを搭載したスポーティー・モデルとして、１９６７
年春のジュネーブショーでデビューしました。トップ・グレード
のコモドーレＧＳには直６のＳＯＨＣ ２４９０ｃｃから１３０ｐｓを
発揮するエンジンが搭載され、さらに１９７０年にはインジェク
ション化により１５０ｐｓにチューンされたＧＳ／Ｅが登場しまし
た。またオペルではこれをベースとして、自社に設けられたモ
ータースポーツ部門’シュタインメッツ’製品第１号であるコモ
ドーレＧＳ／Ｅシュタインメッツを発表し、ラリーやツーリングカ
ー・レースに積極的に参戦して数々の戦績を挙げました。
その後、各車種のモデルチェンジに合わせて１９７２年３月
２代目コモドーレが登場しました。初代と同様にトップ・グレー
ドのクーペＧＳ／Ｅには直６ＳＯＨＣ ２７８４ｃｃ １６０ｐｓを発
揮する２．８ＥＣユニットが搭載され、主にツーリング・カー・レ
ースにおけるグループ２仕様のベース・モデルとして好評を博
しました。
ラリーにおいてもグループ１仕様のマシーンがＷＲＣやロー
カル・ラリーで活躍しましたが、オペルのワークス活動は小型
軽量なアスコナ＆カデットが中心だったことから、コモドーレが
目立った戦績を挙げることはありませんでした。 |
ＧＡＬＬＥＲＹ
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1971
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COMMODORE GS /Gr.2
CRITERIUM CEVENNES
No.32 |
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1973
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COMMODORE GS/E /Gr.1
MONTECARLO RALLY No.22 |
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1974
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COMMODORE GS/E /Gr.1
TOUR DE CORSE No.29 |
COMMODORE GS/E /Gr.1
GIRO D'ITALIA No.137 |
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